
ぼくのメインのエレアコが確定しました。



Taylor(400番台)無かったっけ?



あれは、教会の備品なんですよ。



マーチンD-28が「生涯のギター」とか言ってたよな。



Yes。生ギターはD-28。今回はエレアコの話。



もったいぶらずに、早くどうぞ。
Adams2はなぜここにあるのか。
今度から私のメインのエレアコになるのは、OvationのAdamas2です。



え?バブル時代のオワコンギターじゃないの?



アダマスって・・・・、オベーションが一番キラキラしてたときのハイエンドギターだよね。なんでそんなの持ってんの!?



現役で使える個体があるなら、30万円以上するはずだけど・・?
ギター弾きの知人が遺したたくさんのギターの中から自分用に選んだのがこの一本です。遺品ギターは本当にたくさんあって、銘器もありました。全部必要な人達に配ったのが、去年の話。


私が自分用に選んだのが、Adamas2だったわけです。
ただし、このギターは訳アリです。オクターブチューニングが合わないのです。



チューニング合わないって、致命的だね・・。使えないじゃん。



修理が必要ってことね。オベーションってリペアが難しいor不能ってことで有名だけど・・。
長い入院/Guitar Trailerさん経由で市川樂器工房さんへ



機材にお金ばっか使ってるのに、大丈夫なの?



友の形見だもん。仕方ないでしょ。



てか、直せる人いるの?



もしも40年前のAdamas2が蘇るなら、夢があるよなー。
ベースの師匠であるスコットさんのいるショップに持っていくと、「いいリペアマンがいるよ」と、市川樂器工房(市川慎一郎氏)に送ってくださいました。スコットさんが言うなら安心です。
程なくして見積もりが出ました。



いくら?



13万円とちょっと。



じゅうさんま・・・!?



でも本物のAdamas2がこの先ずっと使えるなら、支払う価値あるね。



賛美の伴奏にも、賛美動画つくりにも、最善のギターであることは間違いないもんね。あくまで、治るなら、だけど。
一瞬悩んだんですけど、修繕をお願いすることにしました。



このためにオークションに出されたアンプが2つ。ギターが一本・・・。



GODINのバリトンギター、売られたのね。二度と手に入らないのに・・かわいそ・・



私の持ってるギターはみんな人からもらったものばっかで、自分で買ったのはあれだけだったんよ。なので、売った・・。
修理前、修理中の写真頂きましたー。

















素人目にも難しそうな修理ね・・。



フレットも打ち替えて、指板も削ってる・・。ほんとうに「蘇らせてる」のね。
なおった!!
スコットさんから、「先程ギターが戻って来ました。とても良い感じです!」と連絡が入ったので、今日一宮教会の帰り道に引き取りに行ってきましたよ。



で、どうだったの!?



チューニング完璧だった!!音、すごくヨカッタ!



プロのリペアマンって、すごいのね。



Adamas2なら生の鳴りもすごいんだろうな。弾きやすさも定評があるし、バッテリー無しでもキャノン出力できるし、すごくいいね。



そんなわけで、さいとうのメインのエレアコはAdamas2になりました。以後よろしくお願いしますー。


音はもう、いいに決まってるんですよね。素材と構造上、薄いのに中低音に音圧があり、高音に優しさがある上に、リペアマンの丁寧な調整により、すべてがバランスよく、弾きやすくなっています。
【宣伝】市川樂器工房さんに修理依頼したい方は、一度GuitarTrailerさんに相談するといいですよ。
教会にはもう次世代のギター奏者がいてくれるので、私がフロントに立つことはもうありません。
これからは彼らと一緒に、のびのびとキリストを喜び、音楽を味わいながら、この往年の銘器と一緒に歌えたらと願います。
主に感謝することは 良いことです。
いと高き方よ あなたの御名をほめ歌うことは。
朝に あなたの恵みを
夜ごとに あなたの真実を告げることは。
十弦の琴に合わせ
竪琴の妙なる調べにのせて。
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