とても稀なのですが、先日風邪を引きました。

めずらしいー
4月からのあれこれで、疲れが出たのでしょうね。体は賢くて、「今なら疲れを出していいかな」というタイミングを知ってるのかもしれませんね。
それにしても、人間の体ってもろいもので、ウイルス?細菌?が入っただけで、急激に各種機能が制限されるのですね。微熱・頭痛・咽頭痛・悪寒・倦怠感で、体を動かすのも、頭を働かせるのも、かなりポンコツになるのだなぁ、と思ったことでした。
それでも留守番くらいの用は果たせるだろうと、会議で那須くんが不在の間、吉備教会のソファでグッタリしていたわけです。
ただ、それは私にとって、大切な時間となりました。



静まって祈る時間ってことだね。
体も頭も働かせないので、寝てるしかないわけです。自然と思いは、外ではなく、内へと向かいます。
そして、最近私の心にわだかまっているものについて、考える時となりました。
すなわち、恐れについて、です。
私には二つの恐れが今あることに気づきました。それは、細菌のように私の思考と行動に影響しようとしているな、と。



気づけて、よかったね。
一つは一宮教会について、です。
一宮教会の方達は、今新しい動きに順応することを決断しようとしてくださっています。
みことばに信頼し、私を信頼し、「守り」ではなく「大胆な変化」を選ぼうとしてくださっています。
でも、もしも結果を出せなかったら・・・、という恐れが私のうちにあるのです。



いつも、威勢のいいこと言っときながら・・
二つめは吉備教会について、です。
主任牧師を一宮再建の初期ミッションに派遣して5週間。吉備教会の大勢のみなさんの生活は守られているのでしょうか。
副牧師(那須くん)が懸命にやってくれているので、非常に支えられていますが、それでも心配なのですよね。
6年間しっかり関わった教会にとって、「さいとうの不在」は積極的な意味があると思っていますが、それとは裏腹に「大丈夫かな」と実は恐れているわけです。



それが普通なんだよ。なのに、思い切ったことするから・・
そんな二つの恐れが自分の中にあることに気づいたのですが、気づいてしまえば対処法は驚くほど簡単なのです。



いつものやつだね。
「こんな心配と恐れがあります」と神様に祈って、ゆだねればいいのです。
だって、風邪の菌と同じく、自分ではどうすることもできないのです。でも、神様は私にできないことを何でもおできになる方です。
恐れていることを祈ってゆだねることで、心の負担が無くなって、あとは心地よくグッタリできたことでした。


あなたの重荷を主にゆだねよ。
主があなたを支えてくださる。
主は決して正しい者が揺るがされるようにはなさらない。
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