誰もいないから、ではなくて

詩篇73:25

あなたのほかに
天では 私にだれがいるでしょう。
地では 私はだれをも望みません。

今朝読んだみことばです。

ずっと昔、私が孤独な少年であったとき、この言葉にとても慰められました。

私の周りには誰もいないけれど、神様がいる、と。

しかし、その後状況は変わりました。キリストの愛を味わうことにより、自分自身の言動が変えられていき、いつの間にか孤独ではなくなったのです。

そうなると、目に見えない神ではなくて、目に見える人々の愛の方が確かで、魅力的に思えた時期もありました。

ところが、そうやって人に期待し、依頼していくと、思わぬところで失望したり、裏切られることもあるわけです。
そんな惨めさの中で、ちょっとすねながら、またこのみことばを思い出したりするわけです。
人間なんて誰も信用できん。いいもんね、神さまがいるもん、と。

そんな中でもキリストの愛はずっと流れてきて、次第に人との関わりでも傷つきにくくなっていきました。
確かに人に失望させられることはあります。でも、やっぱり人は愛すべき存在であり、諦めずに信頼し続けていけば、いつか素晴らしい関係は育っていくのです。

こうして、多くの人との喜びを味わっている今、やっとこのみことばを正しく捉えることがことができるように思うのです。

詩篇73:25

あなたのほかに
天では 私にだれがいるでしょう。
地では 私はだれをも望みません。

周りに誰かがいる、いないは関係ないのです。
今は、好ましい人間関係に感謝しつつも、なおも主を慕い求めたいのです。

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